厚労省法令DB化学物質の自律的管理に向けた省令改正について
厚生労働省より、労働安全衛生法および作業環境測定法の一部改正に伴う省令整備が公布されました。本改正は、化学物質による健康障害を防止するため、国が定めた基準だけでなく、各事業場が自らリスクアセスメント(危険性や有害性の調査)を行い、それに基づいた対策を講じる「化学物質の自律的管理」をさらに推進するためのものです。
今回の改正により、取り扱う化学物質の特定や管理体制の整備について、より具体的な対応が求められる可能性があります。特に、化学物質を日常的に使用している製造業やメンテナンス等の現場では、リスクアセスメントの実施状況の再確認や、保護具の使用規定を見直す必要が生じます。法規制の対象となる物質の範囲や管理基準は複雑ですので、自社が取り扱う物質が今回の改正に該当するか、慎重な検討が必要です。
事業所においては、まず現在使用している化学物質のリストを見直し、最新のSDS(安全データシート:化学物質の危険有害性情報を記載した文書)が整備されているかを確認してください。また、リスクアセスメント対象物の管理状況を再点検し、作業手順書の更新準備を進めることをお勧めします。なお、施行時期や詳細な適用範囲については変更の可能性がありますので、必ず厚生労働省の一次情報をご確認ください。
一次情報源(厚労省法令DB): https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/hourei/H260729K0060.pdf
詳細は追ってご確認ください。
